伝統の焼き畑農法の学び深める
鶴岡市槙代の天魄(てんぱく)山麓にある「温和の森」で22日、あつみ小学校(松田裕可校長、児童178人)の3年生29人が焼き畑に温海かぶの種まきを行い、地元の特産物と伝統農法について理解を深めた。
森・川・海の資源を利用した地域の営みを学び、関心を高めてもらう天魄森林自然教室の一環で、鶴岡市がやまがた緑環境税を活用し、あつみ小3―5年生を対象に行っている。
児童たちは急斜面の約75平方㍍の畑で、温海町森林組合職員による火入れを見学。草木灰が栄養になり、病気にかかりにくいなど江戸時代から伝わる伝統の焼き畑農法の特性について、市温海庁舎職員から説明を受けた。火入れには5年生が7月に温和の森で枝打ちした枝を用いた。畑の火が収まった後、児童たちは砂と混ぜ合わせた種を手いっぱいに握り、斜面の上と下から「大きくな~れ」と声をそろえて勢いよくまいた。柳沢麻夏さん(9)は「どうして畑を焼くのか不思議に思っていたけど、自然にやさしい農法だと教えてもらった」、藤田心愛さん(8)は「温海かぶの漬物は大好き。おいしく育ってほしい」と話していた。

「大きくな~れ」。焼き畑に温海かぶの種をまく児童たち
3年生は11月下旬に収穫を行い、地元の高齢者から温海かぶ漬けの作り方を学ぶ。採った種は来年度の3年生へ引き継がれる。
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