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立石公園の大型滑り台撤去へ 諏訪市方針

諏訪市が撤去する方針を固めた立石公園の大型滑り台

 長野県諏訪市は、市が管理する立石公園(上諏訪)の大型滑り台を撤去する方針を固めた。使用が禁止されている降雨時などに使ってけがをする人が相次いでいることを踏まえた。26日に開会する市議会9月定例会に撤去工事費900万円を計上した2019年度一般会計補正予算案を提出する。

 大型滑り台では6月7日、観光で訪れていた台湾の30代男性が使用して尻に全治2週間の裂傷を負い、その後、使用を中止している。原因は特定されていないが、当時は雨でぬれて加速しやすい状況だった。市によると、滑り台では07年度以降、把握しているだけで今回を含め7件の事故が起きている。

 滑り台では側面に設置されている転落防止柵に体をぶつけて足を骨折するケースが多かったことから、市は18年に柵への衝撃を吸収する防護マットを設置した。ぬれた時に使って事故が発生したことを知らせる看板も設けて注意を促してきたが、事故が絶えない状況が続いていた。

 市によると、同公園を多くの人に親しんでもらおうとステージ状の展望テラスや他の遊具などと共に滑り台を2000年度に設置した。設置に当たり市は住民を交えた「サンセットプロジェクト委員会」を設けるなど内容を話し合った。滑り台は長さ52メートル、高低差15メートルで、ポリエチレン樹脂製の台をS字状に滑る。

 市都市計画課は「ルールを守らずに使う人のけがは防ぎようがない。事故が頻発しており(撤去は)やむを得ない」としている。

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