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長野日報社

涅槃会「やしょうま」作り 諏訪の地蔵寺

「やしょうま」のきれいな満開の桜の断面に笑顔が広がる地蔵寺の婦人部員ら

 諏訪市岡村の地蔵寺で9日、釈迦の涅槃会に供える花餅「やしょうま」作りが行われた。サクラ、ツバキ、アヤメの花々とブドウ、パンダの絵柄を、参加者たちが楽しみながら作った。

 やしょうまの由来は、2月15日に釈迦が差し出された粉で作った餅を口にして「おいしかった」と言い、息を引きとったなどとされる。同寺婦人会(芦沢フサ会長)が涅槃会に合わせて作る恒例行事で、会員や一般の約40人が五つの絵柄を分担した。

 米粉をねった生地をピンクや緑、紫色に着色。パンダの耳や目はチョコレートやコーヒーで色付けした。各色を棒状に60~70本作り、白をベースにそれぞれの模様を組み合わせた。直径20センチの断面に、満開の花などがくっきり表れると「まあ、きれい」と歓声が上がった。さらに生地を太さ7センチほどに伸ばし、薄切りにして皿を春の菓子で飾った。参加者は「力に入れ具合にこつが必要」「やしょうまを作ると春を感じる」と笑顔で手を動かしていた。

 やしょうまを供えて法要を行い、全員で味わった。指導した同寺の篠崎紀久子さんによると、今年は興味を持ち参加した一般の女性も多く、「やしょうまが地域にも広まれば」と期待していた。

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