
郵便ポストと一体化したヒバの生け垣と長崎さん
下諏訪町東高木の旧甲州街道沿いにある長崎正彦さん宅で、生け垣のヒバの木が成長し、近くに立つ郵便ポストを覆うようになった。枝木は顔に見立てて刈り込んでいて、「写真に映える」と道行く観光客や住民がカメラを向けている。
ヒバは樹齢約80年で、高さ3メートル、横2メートル、奥行き3・5メートルの大きさ。ポストは鼻の位置にあり、ポストが隠れないよう長崎さんが刈り込んで次第に形を整え、最近は岡谷下諏訪広域シルバー人材センターに依頼。目を際立たせ、飛び出した枝を「ちょんまげ」にした。
近所の子どもたちに、2005年愛知万博の公式キャラクター、モリゾーに似ている、と言われたのをきっかけに、「元気もりぞうポスト」と名付けた。道向かいには長崎さんが所有する江戸時代の旧茶屋「橋本政屋」があって訪れる人が多い。長崎さんは「遊び心で作ったので、写真を撮ったり、思いを込めて投函したりと、自由に楽しんで」と話している。
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