全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

ムラサキサギ子育て中 営巣確認、留鳥に更新へ

親鳥(左)から口移しでエサを受け取るムラサキサギのヒナ=12日午後、石垣市内

 八重山諸島に生息するムラサキサギのヒナ2羽が台風9号を乗り越え、元気に育っている。日本鳥学会の日本鳥類目録7版では、石垣島のムラサキサギは冬鳥となっている。愛鳥家の間ではムラサキサギは留鳥だろうと言われていたが、巣を見つけるのが難しく、今回の記録により正式に留鳥と更新される可能性が高い。

 発見したのは、市内に住む中本純市さんで巣を見つけるのは今回で3回目となる。これまでの営巣環境と比べ、今回の場所は観察がしやすかったといい「巣づくりから子育てまで貴重な生態を観察することができた」と話す。

 ムラサキサギは、全長78~90㌢の大型のサギの仲間で頭部は黒い羽毛で覆われている。後頭から2枚の飾り羽が長く伸び、顔から首にかけて入る黒い筋が目立つ。体側面などは紫がかった赤褐色の羽毛で覆われており、名前の由来となる。

 石垣島では、水田や牧草地などで一年中、観察される。

 台風が過ぎ去った12日、親鳥が巣に戻ってくると腹を空かせたヒナたちは大きな声で催促。我先にと親鳥から口移しでエサを受け取っていた。

関連記事

田植えシーズン到来 いち早く黒米植え付け 奄美大島龍郷町

 鹿児島県奄美大島は稲作の田植えシーズンを迎えている。龍郷町の秋名幾里地区で米やマコモの栽培に取り組む大江強さん(69)=同町安木屋場=は23日、シーズン本格化を前にいち早く黒米の田植えを行った...

議員定数2減の22に 賛成多数で条例改正可決10月の市議選から適用へ 市..

 宮古島市議会議会運営委員会(狩俣政作委員長)は25日、市議会最終本会議で、議員定数を定める条例の一部改正などを提案。改正は議員定数を現在の24から2減の22にするもので、審議の結果、賛成多数で可決した...

新城市若者議会 今期委員が最後の活動

 新城市若者議会第10期委員の活動報告会が24日夜、市議会議場であった。市に提案した若者関連の新年度事業を下江洋行市長らに説明した。  10期委員は255万3000円の予算案を提案し、21日の市議会3月...

北羽新報社

能代山本の26社51人、会社や地元へ貢献誓う 雇用開発協会が合同入社式

 能代山本の新入社員を対象にした合同入社式は25日、能代市柳町のプラザ都で行われ、26社・団体の51人が企業の垣根を越えて交流を深めるとともに、専門の講師から社会人としての心得や知識を学んだ。  ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク