「高木姉妹 2人でメダルを」 常連の幕別「竹葉寿司」

高木姉妹を応援する杉山さん一家。前列左から雪男さん、稜英君、美栄子さん。後列左から理紗さん、峰彦さん。稜英君がかぶるのは姉妹からもらったカウボーイハット
9日夜に開幕する平昌冬季五輪でスピードスケートに出場する町出身の高木菜那選手(25)=日本電産サンキョー=と妹の美帆選手(23)=日体大助手=の活躍を、人一倍心待ちにしている店が町内にある。寿司(すし)和風食事処の「竹葉寿司」(札内中央町、杉山雪男店主)。店は姉妹の実家に近く、高木さん一家とは家族ぐるみの付き合いだ。店主の杉山さん(72)は「菜那ちゃん、美帆ちゃんが初めて姉妹一緒に挑む五輪。悔いのない滑りをしてほしい」と願っている。
「雪男さん、ただいま!」。昨年12月31日。長野市で行われた平昌五輪日本代表選考会を終えたばかりの高木姉妹が、同店に顔を出した。重圧のかかるレースを終えた2人は、いつものように店主を下の名前で呼び、家へ帰ってきたかのようにくつろいだ。
お土産として杉山さんに手渡されたのは、同月にカナダ・カルガリーで行われたワールドカップ(W杯)で、美帆選手が女子1500メートル優勝、姉妹らが世界新で団体追い抜きを制した時の表彰式でかぶったカウボーイハット。2人のサインが入り、「貴重なものをもらえて感動した」と杉山さんは話す。
店は杉山さんと妻の美栄子さん(67)、長男峰彦(たかひこ)さん(41)とその妻理紗さん(39)の4人で営み、創業43年目。姉妹やその家族とは8年前のバンクーバー五輪の頃から親しくなった。「味より店主の人柄や、家庭的な店の雰囲気を気に入ってくれたかな」と杉山さんは冗談めかす。「スケートの話はあまりしない。納豆巻きなど巻きものが好きで、サーモンやエビ、カニも好物。2人とも好みが似ている」という。
姉妹の写真や新聞記事、サインなどがずらり飾られた店内で、両家族で会食を楽しむことも。一昨年のクリスマスには、杉山さん夫妻や孫の稜英君(白人小4年)にマフラーや帽子などがプレゼントされた。美栄子さんは「2人とも優しいし、気配りができる」と目を細める。
今回五輪で、杉山さん一家は町内で開かれるパブリックビューイング(PV)に足を運んで応援する予定。「やっぱり2人そろってメダルを取ってほしい。一緒に喜んでいる顔が見たいよ」と団体追い抜きに期待を寄せる杉山さん。姉妹が地元に戻るのは五輪や各種世界大会、W杯を終えた3月下旬になる見込み。帰省した際は、ひときわ豪華なごちそうで出迎えるつもりだ。
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