農協サイロ 実りの滝 小麦受け入れ始まる 広尾
トラックの荷台から流れ出る小麦
農協サイロ(社長・笠井安弘JAおとふけ組合長)の広尾・十勝港広域小麦流通センターで9日、十勝管内の今年産小麦の受け入れが始まった。
管内24JAとホクレンが出資する農協サイロの同センターは、11万7000トンの収容能力がある。管内の秋まき小麦の収穫は5日でほぼ終了、各JAで乾燥、調製作業が進められている。
初日はJA十勝池田町から「きたほなみ」400トンが運ばれた。昨年より8日早い受け入れで、トラックの荷台から「ザー」と大きな音を立てて、大量の小麦が受け入れ口に流し込まれた。
これから3カ月間が受け入れの最盛期。本州の製粉会社への出荷は10月ごろから船便で順次進められる。笠井社長は「高温や乾燥など天候の影響が心配されたが、結果的に成分も含めて良い小麦が取れた。搬入作業時の事故に気を付け、品質管理に注意したい」と話した。
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