夏の甲子園開幕 宇部鴻城も堂々の入場行進

堂々と行進する宇部鴻城ナイン(6日午前9時10分、甲子園球場で)
第101回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、新たな100年に向けて、令和初の熱戦の火ぶたを切った。宇部鴻城は開会式の入場行進で38番目に登場。ナインは会場に響き渡るほどの大きな掛け声と共に歩を進め、集大成の夏に思いをはせた。 前年度優勝の大阪桐蔭を先頭に、出場49校が北から南の順に入場。大会会長の渡辺雅隆朝日新聞社社長のあいさつ、優勝旗返還に続き、八田英二日本高野連会長が「さまざまな試練に打ち勝ち、この場に立っている皆さんは郷土の誇り。日頃の練習の成果と持てる力を存分に発揮し、高校生らしいすがすがしいプレーを」と激励した。 選手を代表して、誉(愛知)の林山侑樹主将(3年)が「平成を振り返ると決して平たんな道のりではなく、甲子園も多くの困難を乗り越え、偉大な先輩方が支えてくれたおかげで今夏を迎えられた。大好きな野球ができることに感謝し、101回を記憶に残る大会にします」と宣誓。式終了後は、1回戦の八戸学院光星(青森)-誉がプレーボール。大会は、準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日2日を含む16日間の日程で行われる。 宇部鴻城は大会7日目(12日)の第1試合で、宇和島東(愛媛)と対戦する。 原田健太郎選手(3年)は「球場内の雰囲気をしっかりと味わえた。初戦も大声野球、全力疾走でチームの勝利に貢献したい」と意欲を示した。
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