ビールなどで乾杯し、ヒアガーデンを楽しむ参加者

　釧路の涼しい気候を武器にした「釧路すえひろヒアガーデン」（釧路商工会議所主催）が５日、市栄町平和公園Ｂ面で始まり、仕事帰りの会社員らでにぎわった。

　開始に当たり山下徹也実行委員長が「短い時間だが０次会として楽しんでもらい、終わった後は末広に繰り出していただければ」と呼び掛けた。来賓を代表して蝦名大也釧路市長があいさつ。会場には生ビールやサワー、釧路の地酒福司の冷酒、熱かんなどが並んだ。

　今回は日本バーテンダー協会道東本部釧路支部が初めてブースを設置。馬場一支部長ら会員が福司を使ったカクテル「霧小町」など約３０種類の酒を提供した。釧路署も初めて飲酒運転根絶を呼び掛けるうちわとウェットティッシュを５０個ずつ配布した。

　この日は釧路市中心部の気温が午後５時で２０.9度と、釧路としては温暖な気候になり、会場に用意された約200席はほぼ埋まった。立ち飲みする来場者もおり、それぞれ好みの酒を頼んでヒアガーデンを楽しんでいた。

　市内で飲食店を経営する信田直紀さん（５２）は初めて参加し、「寒いと聞いていたがちょうど良い。きょうはぎりぎりまで飲む」とビールを味わっていた。

　ヒアガーデンは２３日まで１０～１５、１８日を除き開催。時間は午後５時３０分から同８時まで。