島ハーブで夏乗り切る 料理十数品学ぶ 県教職員組合八重山支部

約2時間かけて作ったハーブ料理について説明する入口初美さん(奥)=4日午後、平真小学校家庭科教室
教育関係者を対象とした県教職員組合八重山支部の初企画「島ハーブの料理教室」が4日、平真小学校で行われ、島でとれたハーブや野菜を使ったおにぎり、コンポート、お茶など十数品を作った。
講師は島ハーブ料理研究家の入口初美さん。「夏を乗り切る島ハーブ料理」のテーマでトウガンと刺し身のあえもの、豚肉のしそオクラ巻、グアバとアロエのコンポート、レモングラスやチョマメのお茶などを約2時間かけて作った。
入口さんは、ハーブだけでなく肉や魚など地元の旬のものをバランス良く食べてほしいと強調、「夏休み中も忙しい先生に夏を乗り切る力をつけてもらい、教える子どもたちへも島のハーブの良さを伝えてほしい」と呼び掛けた。
料理教室は初めての参加という豊川正晃さん(71)=新川=は、ゴーヤチップスに挑戦。「砂糖をまぶし、お茶請けにちょうどよいのができた。自宅でも試して妻に振る舞いたい」と笑顔で話した。
入口さんは「除草剤などがかかっていない場所のハーブを使ってほしい。中毒を起こす植物もあるので気をつけてほしい」と述べた。
関連記事
パラアスリート講師にキャリア教育授業 長野県岡谷市の岡谷東高
岡谷東高校(長野県岡谷市)で18日、パラアスリートを講師に招く「あすチャレ!メッセンジャー」の高校生向けキャリア教育授業があった。日本財団パラスポーツサポートセンター(東京)が主催し、高校では...
新築祝いに「剥製」? 北海道の風習説 情報提供呼び掛け 浦幌
北海道では新築祝いに剥製を贈る風習があった-。浦幌町立博物館はこうした“説”の真偽を確かめるため、広く情報を集めている。 2023年夏、大阪府のきしわだ自然資料館の学芸員から同博物館へ1本...
庄内の魅力体験発信 山形大留学生 ひな菓子作り楽しむ
庄内地域の大学の留学生を対象にしたひな菓子づくり体験イベントが16日、鶴岡市下川の善寳寺(水口道雄住職)で行われた。留学生たちは庄内の食文化を学ぶとともに、完成したひな菓子をスマートフォンで撮影。...
米国ルイジアナ州にDMC・EMC製造工場 UBEが建設着手、現地で起工式..
UBE(泉原雅人社長)は、米国ルイジアナ州で、ジメチルカーボネート(DMC)とエチルメチルカーボネート(EMC)の製造工場の建設に着手した。同社にとって過去最大規模の投資となる700億円超を...