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北羽新報社

「砂の芸術」に感嘆

サンドクラフトが開幕。来場者が砂の彫刻に感嘆の声を上げた(三種町の釜谷浜海水浴場で)

 三種町のサンドクラフト2019inみたねは27日、釜谷浜海水浴場で開幕した。テーマは「Renew~更新~」で、国内外の砂像彫刻家や高校生などが制作した大小39基の作品が砂浜に勢ぞろい。町内外から来場者が大挙し、緻密で大胆な砂像の出来栄えに感嘆の声を上げた。会場では出店やライブ、海上花火ショーなど多彩な企画を繰り広げ、終日にぎわいに包まれた。

 サンドクラフトは旧八竜町時代の平成9年から実行委(近藤基実行委員長)を組織して毎年開催しており、今年で23回目。メイン砂像は今年も能代市出身の砂像彫刻家、保坂俊彦さん(45)=東京都=が手掛けたほか、高知県や愛知県、台湾、ポルトガルの彫刻家や砂像団体が5基の特別砂像を制作。国内5団体の中型砂像、高校生の砂像甲子園、小型砂像のコンテスト作品を含め、大小39基の砂像が並んだ。
 この日は波が高く遊泳禁止となり、ジェットスキー・バナナボートが中止となったものの、時折晴れ間がのぞき、地域住民や町外からの海水浴客や観光客が続々と来場。夏本番の砂浜を歩きながら、作品をじっくりと鑑賞した。
 特に注目を集めたのがメイン砂像と特別砂像で、緻密さと迫力にあふれたハイレベルな作品が存在感を発揮。来場者は「砂で出来ているとは思えない」、「どうやったらこんな作品が作れるの」と驚いた様子を見せながら盛んに写真を撮っていた。また、小型砂像は人気キャラクターなどをかわいらしく仕上げた作品が多く、来場者のほほ笑みを誘った。
 高校生を対象にした砂像甲子園には地元の能代高、能代松陽高を含む県内外の6チームがエントリー。作品の総仕上げに汗を流し、青春の1ページを砂像に刻んだ。プロもアマチュアも一緒に作品の出来栄えを競い合う砂像制作トーナメントでは、来場者が技に見入っていた。
 また、スケートボード体験や流しジュンサイ、特産・メロンがもらえるフリースローゲームなど多彩な催しが展開された。夜は砂像が幻想的にライトアップされる中、三種町森岳出身の三浦雄介さんが所属する広島県のラップデュオ「ヤルキスト」や長信田太鼓のライブ、海上花火ショーが行われ、三種の夏の活気は最高潮に達した。
 最終日の28日はアウトドア綱引選手権大会や水着コンテストを行う。

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