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紀伊民報社

夏本番 梅の天日干し

天日干しのため、広場に広げられた塩漬けの梅(25日、田辺市中三栖で)

 梅雨が明けて夏本番を迎えた紀南地方で、塩漬けした梅の天日干しが始まった。炎天下、赤みがかった実が並び、甘酸っぱい香りを漂わせている。

 天日干しされるのは、収穫後1カ月ほどかけて塩漬けされた梅で、主力品種「南高梅」がほとんど。和歌山県田辺市の三栖地域では、昔ながらの木製のせいろに載せて干す農家が多く、梅雨明け後の晴れ間を選んでいる。
 同市中三栖の広畑幸男さん(63)は25日から、南高梅の天日干しを始めた。作業所前の広場に1畳ほどの大きさのせいろを広げ、実を並べている。時折、専用の器具でひっくり返しながら干すと、黄色い実が次第に赤みがかってくる。3~5日間干し、しわが寄り、塩が吹き出てくれば出来上がる。その後、品質で選別し、たるに詰める。9月下旬まで続く予定。
 出来上がった梅は「白干し梅」と呼ばれ、そのままでも食べられるが、ほとんどは調味漬けの2次加工にするため、JAや加工販売業者らに出荷する。
 今季の梅は、小玉傾向で不作だった。広畑さんは「梅雨が明け、一気に暑くなってきた。今年も熱中症対策などで梅干し人気が出るのを期待したい」と話している。

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