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紀伊民報社

ジオバウムが完成

完成した串本町特産のサツマイモを使ったバームクーヘン(25日、串本町串本で)

 和歌山県串本町の大地が育んだ特産品のサツマイモ「なんたん蜜姫」を使ったバウムクーヘン「串本なんたんジオバウム」がこのほど完成した。27日に同町潮岬で開かれる、南紀熊野ジオパークセンターの開所式でお披露目される。
 商品を開発したのは株式会社トータル・プランニング(有田市)が経営するバウムクーヘン専門店「MAHALO(マハロ)」。同社の富山晃至代表取締役(42)が25日、同町串本の町役場を訪れ、田嶋勝正町長に完成を報告した。
 独特の甘さを持つ「なんたん蜜姫」を使い、バウムクーヘンの年輪を地層に見立てた商品。クリーミーさが口に広がりつつ、サツマイモの風味が十分に感じられる仕上がりになっており、温めて食べると、よりサツマイモの風味が増すという。価格は千円前後になる見込みで、近日中に町内の店舗での販売開始を予定している。
 町から商品開発の依頼を受け、約1カ月で完成させたという富山代表取締役は「イモペーストは重く、焼きにくかったので苦労したが、おいしいものが出来上がった。今後もジオ関連の商品を作っていければ」と話した。
 試食した田嶋町長は「しっとり、もっちりしていておいしい。なんたん蜜姫は、生産が追い付かないほど人気のあるイモ。需要が増えることで生産者も増える可能性があるので、使ってもらえるのは本当にありがたい。第2弾、第3弾と商品を作ってもらいたい」と話した。

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