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宇部日報社

宇部市議会議場で初の中学生議会

一般質問をする生徒(市議会議場で)

 宇部市中学生議会が25日、市議会議場で初めて開かれた。私立を含め市内全14校から2人ずつ、計28人の代表者が参加。事前研修で練り上げてきた提案や質問を、久保田后子市長、野口政吾教育長ら執行部にぶつけた。傍聴席からは保護者や学校関係者、市議ら約70人が見守り、生徒の堂々とした態度と発言内容に感心していた。    主権者教育の一環として市教育委員会が企画し、学校や議会事務局、市長部局と連携して実施した。生徒たちは自分が関心を持つテーマごとに六つのグループを編成。3日と10日の2度の研修を経て、本会議に臨んだ。研修には現役市議13人も参加し、議会にふさわしい表現や質問の組み立て方をアドバイスした。    開会行事で久保田市長は「ますます宇部のことを好きになって、まちづくりに参画を」とあいさつ。生徒はグループごとに質問席に移動し、20分の制限時間内で全員が発言した。議長は前半が中村俊太君(神原3年)、後半は西村かなめさん(川上3年)。生徒たちは先進事例や体験を踏まえて、中学生らしい率直な思いを伝えた。    新天町の活性化をテーマにしたグループは「文化や伝統を残しつつ新たな新天町をつくるべき」とし、生徒らによる地域おこし、ボランティア清掃や募金活動での環境整備、オープンカフェなど各世代が楽しめる場所づくりを提言。久保田市長は「イベント会場としての利用は増えているが、環境改善は大変重要。清掃活動の提言には関係者が勇気づけられる」と感謝した。    活発な市民交流を願うグループは、イベントマップ作製、名産品を生かした世界一のかまぼこ作りなどのアイデアを出し、「中学生が地域行事に企画段階から関われば、意欲や責任感がアップする」とした。これに対し野口教育長は「中学生の参画でイベントが盛り上がり、地域が元気になるとの声を聞く。中学生にとっても地域の一員としての自覚が生まれ、古里への誇りや愛着が増すので、機会を増やしたい」と答弁した。    最後に林埜々香さん(宇部フロンティア大付属3年)と林大翔君(西岐波3年)が決議文を朗読。「子どもから高齢者まで、誰もが幸せに暮らせるまちづくりのため、さまざまな世代の人々の立場に立って考え行動する」「防災における若者世代の役割を認識し、災害対策に貢献」「勉学や部活動にさらに励みながら、将来宇部市に貢献する仲間の一人として、信頼される大人になれるよう成長していく」などと誓った。閉会行事では射場博義市議会議長が講評し、野口教育長も「充実した議会になった」と褒めた。    志願して議長も務めた西村さん。一般質問では定住に関連し、市長の答弁後に「大学卒業後は宇部にUターンしたい。そのとき活気あふれるまちであってほしい」と意見を述べた。「丁寧に答弁してくださり、緊張することなく発言できた」と話していた。

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