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宇部日報社

市職員が手話を自主勉強

共生社会の実現に向け、手話を学ぶ職員たち(市役所で)

 来庁した聴覚障害者と円滑なコミュニケーションを図ろうと、宇部市の職員有志が、手話の学習を始めた。初心者がほとんどだが、手話ができる職員を講師に少しずつあいさつや簡単な日常会話を習得しており、誰にでも優しい市役所づくりを進めている。    市は2017年4月、障害がある人へのコミュニケーション支援条例を施行した。「障害特性に応じたコミュニケーション手段を利用する機会の確保は、それぞれの人格と個性を尊重する」と基本理念に示し、市の責務として伝達手段の普及と利用促進を掲げた。    学習会を始めるきっかけは、今年度から毎週月曜日を庁内の「手話の日」と定め、各課の朝礼で手話を取り入れたこと。職員の意識がより高まり、もっと勉強したいという声が出てきたため、障害福祉課が中心となり、学習機会をつくるとともに、全職員に対して参加を呼び掛けた。    学習会の開催は毎月2回。6月11日を皮切りに、2週間に1回のペースで勤務時間終了後に行っている。講師は、障害者コミュニケーション支援員の米田早苗さん(67)と、同課職員で聴覚障害がある檜垣新さん(25)が務め、分かりやすく指導する。    窓口業務に当たる職員の参加が特に多く、3回目の開催となった7月9日は、これまでで最多の20人が集まった。一般的なあいさつに加え、何気ない世間話もできるようになりたいと、1人ずつが自分の名前や居住校区の表現法を習得。細かな指の動きや表情も身に付けた。    同課支援係の上田梨恵係長は「職員自らが手話に対する理解を深め、円滑なコミュニケーションを図れることを目指している。少しでも手話ができると、来庁者に安心してもらえると思う」と語った。

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