八重山漁協一本釣り研究会 2日間でサメ88頭駆除 最大3.82㍍、517㌔
八重山漁協一本釣り研究会(比嘉康市部会長、104人)のサメ駆除が22日から2日間、八重山近海で行われ、トータルで88頭を仕留めた。一本釣り漁業者にとって、サメはアカマチなど漁獲物を漁具ごと食いちぎる天敵。研究会によると、駆除で3カ月ほど効果があるという。
運搬船を含め13隻が参加。波照間島、仲の神島、石垣島北部など近海の漁場4カ所で駆除を行った。特にイタチザメによる被害が多く、仕掛けにかかるのもイタチザメが中心。22日に全長3.82㍍で517㌔、23日には3.54㍍で388㌔のイタチザメが揚がった。八重山漁協には観光客や子どもたちも訪れ、歓声を上げ、写真に収めていた。
比嘉部会長は「漁場では、アカマチなど高級魚がサメに横取りされる。道具もやられる。去年と比べことしの駆除では大きなサメが揚がった。駆除した後は3カ月ほど効果があるが、縄張りがあるのか、またどこからかサメが寄ってくる。年2回くらい実施したい」と話した。
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