全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

ポーランド・スコブロンキ女声合唱団 鶴岡の高校生と交流のハーモニー

 ポーランド・ポズナン市の「スコブロンキ女声合唱団」を迎えたコンサートが18日、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで開かれ、市内の高校生と共演し、交流のハーモニーを響かせた。

 同合唱団は1950年設立。海外のフェスティバルやコンクールにも参加し数々の賞を獲得し、CDやDVDに演奏が収録されるなど高い音楽性と芸術性が評価されている。15日に東京都内で開催された「第3回東京国際音楽祭〝奏〟」に合わせて来日。約2週間の滞在中、神奈川県の横須賀市、鎌倉市、鶴岡市で交流の演奏会が企画された。

 鶴岡が最後の交流地で、20日まで3泊4日の日程で、市内の家庭にホームステイしながら滞在。15―20歳の団員37人が訪れ、鶴岡東高、鶴岡北高で茶道や書道など日本文化体験を通して同年代の生徒たちと交流。羽黒山の石段登りなど鶴岡の文化にも触れた。

 鶴岡でのコンサートは、日本とポーランドの国交樹立100周年も記念し、友好コンサートとして庄内地区高校文化連盟合唱専門部が主催し、地元から鶴岡北、鶴岡中央、鶴岡東、羽黒の各高校の合唱部も出演。各校の歓迎演奏に続いて、同合唱団がクラシックや民族音楽、アメリカンジャズなど幅広いジャンルの10曲を披露した。

 コミカルな演出やミュージカル風の演奏、ボディーパーカッションなども取り入れた多彩な演奏を繰り広げ、日本の「さくら」も披露。高い技術に支えられたハーモニーが、詰め掛けた市民やホームステイ先の家族ら大勢の聴衆を楽しませ、最後は地元高校生と一緒に100人を超える「赤とんぼ」の大合唱で大きな拍手を浴びた。

 地元の音楽関係者は「これほどの女声合唱団の演奏を聞く機会はめったにない。出演した高校生たちにとって、大きな刺激になったのでは」と話した。

スコブロンキ女声合唱団が来鶴し、地元の高校生たちとの合唱で友好のハーモニーを響かせた=18日、鶴岡アートフォーラム

関連記事

中国語検定4級に2人 八商工観光コース

 3月に行われた第111回中国語検定試験(日本中国語検定協会主催)で八重山商工高校商業科観光コース3年の石垣智恵美さんと宮良麻央さんが4級、2年の西表柑南さん、大浜ひめのさん、前泊あみさん、宮城一華さ...

豊橋でモンハンスタンプラリー開始 ラッピング市電も

 JR東海が沿線で展開する「推し旅」の現地企画で、ゲーム会社のカプコンと豊橋市が特別協力する「豊橋へ一狩いこうぜ!」が24日、豊橋駅周辺の中心市街地で始まった。人気ゲーム「モンスターハンター(モンハ...

釧路新聞社

シマフクロウのひな1羽誕生 釧路市動物園【釧路市】

 釧路市動物園(鈴木貴博園長)は23日、シマフクロウのアオイ(雌、2019年生まれ)とR黄(アールき)(雄、18年生まれ)の間に1羽のひなが生まれたと発表した。同園では32卵目、同つがいにとって...

釧路新聞社

トキシラズ初水揚げ 定置網漁、市東部漁協「今後に期待」【釧路市】

 春のサケ・マス定置網漁が解禁となり、釧路市東部漁協で24日、高級食材として知られるトキシラズ(回遊中のシロザケ)などが初水揚げされた。  釧路管内の定置網漁は21日に解禁。同漁協では同日から網...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク