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紀伊民報社

夏の応援団参上 大学生が「海の家」

田辺の夏を盛り上げようと意気込む和歌山大生と関西大生(田辺市扇ケ浜で)

 和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場で、和歌山大学と関西大学の学生がそれぞれ運営する「海の家」が20日にオープンする。田辺の夏を盛り上げる「応援団」として毎夏の恒例となっている。両大学生は「家族連れはもちろん、若者にもお薦めしたい海水浴場。楽しい時間を演出したい」と意気込んでいる。
 両大学とも同市と地域活性化の連携協定を結んでいる。「海の家」は和大が6年目、関大が4年目。
 和大の店はラーメンやカレー、ビールなど定番メニューをそろえる。米は地元産の「熊野米」を使用。新商品としてタチウオ丼も開発中という。SUP(サップ)ボードの貸し出しもする。
 店長でシステム工学部4年の佐々木涼太さん(21)は「安心して楽しめる海水浴場。ビーチスポーツ場ができて、若者向けとしても魅力がアップした。例年以上ににぎわうはず」と期待している。
 運営は学部やサークルに関係なく、口コミで集まった有志が担う。今年も20人近くが交代で店を切り盛りする。佐々木さんも「大阪出身で田辺のことは全く知らなかったけれど、去年来て、すっかりファンになった」という。
 関大の店はアメリカンがテーマ。ハンバーガーやロコモコ丼、シロップかけ放題のかき氷などをそろえる。例年、メイン料理とサイドメニュー、ドリンクのセットが分け合って食べる家族連れに人気という。
 店長で人間科学部4年の久保田将生さん(21)は「ゼミ生40人が交代で運営する。店長となると売り上げ確保はもちろん、シフトや(大学のある大阪と田辺を行き来するため)配車も大変」と笑う。「昨年は先輩のおかげで、合宿みたいに楽しめた。今年はリーダーとして、お客さんにも後輩にも思い切り楽しんでもらいたい」と話している。
 営業は7月20日~8月18日の午前10時~午後5時。和歌山大のみ8月31日までで、夜の部(午後6時~9時)も営業する。問い合わせは田辺市観光振興課(0739・26・9929)へ。

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