川村社長（左）からグッズを受け取る渡辺市長（山口市役所で）

　県内初の卓球Ｔリーグの女子公式戦が、来年２月１１日に山口市大内長野のやまぐちリフレッシュパークで開かれる。平川地域出身の石川佳純選手が所属する木下アビエル神奈川が、日本生命レッドエルフと対戦する。 　 　古里での開催を希望する石川選手の意向を酌んで、木下アビエル神奈川がホームゲームとして組み込んだ。やまぐちリフレッシュパークは、石川選手が幼い頃から試合をしてきた場所だという。 　 　木下アビエル神奈川を運営する木下テーブルテニスクラブの川村卓也社長ら４人が１７日に山口市役所を訪れ、渡辺純忠市長に地元開催を報告した。川村社長は「山口市はたくさんの有名選手を輩出している。次の世代の子どもたちに、一流選手の活躍をぜひ見てもらいたい」と話し、同チームの応援グッズとサイン色紙を手渡した。 　 　渡辺市長は「石川選手が地元での開催を望んでくれて本当にうれしい。１月に決定する五輪代表選手に選ばれて、いい凱旋（がいせん）試合にしてほしい」と期待した。 　 　対戦相手の日本生命レッドエルフには平野美宇選手らが所属する。