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宇部日報社

給食に宇部産ハモ

ハモフライを頬張る1年生(見初小で)

 学校給食を通して、子どもたちに宇部の水産業への理解を深めてもらい、地産地消を促そうと、市は今年度から「宇部産水産物利用促進補助金」をスタートした。11日には見初小(沖中直樹校長、97人)の給食に、岬漁港で水揚げされ「うべ新鮮市場元気一番」で加工されたハモフライが初めて提供され、児童に大好評だった。    給食で宇部産の魚を提供してきた公立小・中学校は全36校中20校にとどまる。広く流通している国内産の加工品より価格が高いのが要因だった。補助金は市内の港で水揚げされた魚の切り身、ミンチ、すり身や、その加工品のフライ、ミンチボール、味付けのり、つみれなどが対象。1人分1回当たり価格の3分の1(上限30円)を補助する。今年度は全児童・生徒が少なくとも2回は宇部産の魚を食べられるよう、県漁協の各支店や市場などの提供側、献立を作る栄養教諭らの利用側が連携して取り組んでいる。    従来よく使われている宇部産の魚はエソミンチ(つみれ汁)、クロダイの切り身(塩焼きや空揚げ)、タコのスライス(ワカメとの甘酢煮)など。補助金を活用すれば、ちょっと高い食材にも手を出せる。市教育委員会学校給食課では、ハモのフライ、レンチョウの空揚げ、サワラの塩焼き、ピザ焼きなどのメニュー浸透に期待する。    見初小では事前に各教室に張り紙をし、県内トップクラスの漁獲量を誇る宇部産ハモについて紹介。給食時間には学校給食栄養職員の藤本江梨花先生が「大きいものは体長2㍍。栄養たっぷりなので残さず全部食べて」などと放送で呼び掛けた。給食の提供数は教職員を含め113食で、フライは約50㌘1枚ずつ。自校の調理場で揚げた。1年生の教室では、みんなが大きな口を開けてパクリ。河田素瑠(そる)君は「ほかほかでおいしい。夏休みに東京に引っ越すけど、またハモを食べたいな」と話していた。

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