山口大の学生を山口市の観光アンバサダーに

市観光アンバサダーに加わった山口大の学生(山口市役所で)
山口市は8日、市の観光PRを担う「市観光アンバサダー」に、山口大経済学部観光政策学科の2年生6人を任命した。市が山口観光コンベンション協会に委託して行う観光キャンペーンで、PR活動やアシスタントなどを務める。 同日、市役所で委嘱状交付式が開かれ、瑠璃光寺五重塔や大内のお殿様などをイメージした衣装に身を包んだ6人が、伊藤和貴副市長から証書を受け取った。 伊藤副市長は「多くの人に市のファンになってもらえるよう、真心を持って活動に取り組んでもらえたら」と市長のメッセージを代読した。 学生たちは「SNSなども活用しながら山口の魅力を自分の言葉で発信していきたい」「大学での学びを実践できる良い機会。情熱を持って活動に参加したい」と意気込んでいた。 同アンバサダーは、同科の朝水宗彦教授の講義受講者から希望者を募り、2012年から毎年委嘱している。現在は18人が所属しており、卒業まで活動する。
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