愛踊祭２０１９で表情豊かにパフォーマンスを披露する「ゆい☆イシガキ88（パチパチ）！」の選抜メンバーら＝６月29日午後、沖縄ナムラホール

　【那覇】全国のアイドルがアニメソングをカバーするコンテスト「愛踊（あいどる）祭２０１９」（同事務局主催）の沖縄エリア代表決定戦が６月29日に沖縄ナムラホールであり、石垣島のご当地アイドル「ゆい☆イシガキ88（パチパチ）！」が初出場したが、惜しくも受賞には至らなかった。コンテストには県内から14グループが参加した。

　ゆい☆パチは課題曲「ドラえもんの歌」とオリジナル曲「夏☆サマー、アイランドサマー〜キミとボクとの恋物語〜」の２曲でパフォーマンスを堂々と披露した。

　審査員のＫＯＵＧＡさんは「個性を表現するのが難しい課題曲で、振り付けにカチャーシーでウチナー感を出していたのがすごくよかったが、踊りの技術面をもう少し見たかった。今後さらに歌もダンスも磨いてほしい。将来性に期待している」と講評した。

　出場した選抜メンバーの谷口愛依（めい）さん（16）は「自分の個性、アピール方法をもっと学びたい」、翁長虹心（にこ）さん（10）は「毎日特訓し、次はグランプリを取りたい」、足昇美梨愛（みりあ）さん（14）は「今回の悔しさを生かして、自分の良いところをステージで見せられるよう頑張りたい」、根間帆浬（かいり）さん（13）は「ダンスのクオリティーを上げ、笑顔を自然に出せるようになりたい」とそれぞれ目標を語った。