「食べ頃のサクランボは召し上がって」と呼び掛ける矢萩さん夫妻

　花のまち・鹿追をＰＲする「第１７回しかおい花フェスタ」が１日、開幕した。町内９カ所の個人宅や事業所のオープンガーデンが、来町者を花と緑で出迎えている。２１日まで。

　鹿追町「花と芝生の町づくり」推進協議会の主催。今年は個人宅８軒と福原記念美術館の庭を公開している。

　このうち町仲町３の矢萩實さん（７５）、悦子さん（７０）夫妻の庭は、オンコなどの木やバラ、宿根草が混然一体となっている。「隙間から見える空まで計算して木を剪定（せんてい）する」という實さんと、「宿根草が自由に伸びて風に揺れるのが好き」という悦子さんの、それぞれの人柄がにじむ空間が広がる。

　オープンガーデンの所在地を示した「花フェスタマップ」を、道の駅しかおい・うりまくなどで配布している。問い合わせは町建設水道課花係（０１５６・６６・４０３３）、町観光インフォメーションデスク（０１５６・６６・１１３５）へ。