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長野日報社

きれいに咲いてニッコウキスゲ 霧ケ峰に植栽

植栽に向けニッコウキスゲの苗を運ぶ生徒たち=29日、諏訪市の霧ケ峰高原の蛙原

諏訪市小和田牧野農業協同組合(宮坂廣司組合長)は29日、同市郊外の霧ケ峰高原の蛙原(げえろっぱら)でニッコウキスゲを植栽した。同市上諏訪中学校、高島小学校有志の児童生徒ら総勢約100人が、同組合所有の花畑に2200株の苗を植えた。

同組合はニホンジカによるニッコウキスゲの花芽の食害や植生地の踏み荒し被害を受け、2007年に牧草地だった蛙原の所有地で在来植生復元事業を開始。約10年前から子どもと共に植栽している。

種をまいて2、3年経った草丈20~40センチほどの苗を使用。1万8000平方メートルある花畑のうち、600~700平方メートルの範囲に50~60センチ間隔で掘った穴に植え付けた。根と土が密着するように土をかぶせ、水をやってきれいな花が咲くよう願った。約2年後に花を付けるという。

植栽は同市から多くの学校が参加しており、上諏訪中学校は6年前から育苗や植栽に協力し、この日は74人が活動。同校ボランティア委員長の今井結菜(ゆいな)さん(14)=3年=は「きれいに咲いて、見る人に喜んでもらいたい」と笑顔を見せた。

宮坂組合長(68)=同市高島=は「毎年花が増えているのは子どもたちのおかげ。花が咲く範囲をどんどん広げられたら」と話していた。

ニッコウキスゲは夏の乾燥に弱く、雨が降るこの時期に植栽する。はじめは車山肩や霧の駅周辺の群生地から種をもらってじかまきしたが、芽が出ずに試行錯誤して徐々に咲いたという。マツムシソウやヤナギランなども植え、6~9月まで楽しめる。

7月7日は城南小学校や諏訪地域のボーイスカウトが約700株を植える。

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