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長野日報社

諏訪市四賀小6年生 液状化現象を学ぶ

藤森土木建設の高山さんらから液状化現象などを学び防災マップ作りに生かす四賀小6年生

 諏訪市四賀小学校で28日、6年生の液状化現象の授業があった。学区内の防災マップ作りの一環で同市のハザードマップを見て、丘陵地にある同校の危険度が平坦部より高いと知ったことがきっかけ。藤森土木建設(同市上川)の高山徳也土木部長ら3人を講師に、約40人が液状化が起こる条件や、土砂崩れと崖崩れの違いを通して地質と災害の関係を学び、マップ作りに役立て防災意識を高めた。

 マップ作りは総合的な学習の時間で取り組む。これまで通学区ごと危険な石垣や建物などを踏査。今月の集団下校中での避難訓練に生かし、通学班のリーダーとして低学年を安全な避難や身の確保に導いた。

 高山さんは模型で液状化現象を示し「液状化は水位が浅い、地盤が柔らかい、砂の層―の3条件がそろわないと起きない」。土砂崩れは水を含まない層に大雨で水が入って層が滑る現象だとし、「地震の振動で層の内部の摩擦抵抗が軽減されて起こる崖崩れとは別」と話した。

 また、同校の台地が形成された経過から、砂質の層の上に校舎があると説明。児童たちは「そういうことだったのか」と納得。校庭の砂と水を入れたコップを強く揺らし水が表面に上がる実験で、液状化のメカニズムも自ら学んだ。溝口一騎君(11)は「大きい地震が起こる確率が高いといわれるので、危ない場所から離れるように気を付けたい」と話していた。

 今後は、安全な場所も調査し、7月からマップ作りに着手する。文科省の防災マップコンクールにも応募する予定でいる。

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