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長野日報社

ヤマブドウのワイン塩 28日から試験販売

28日から販売されるヤマブドウのワイン塩とワイン

 長野県伊那市が特産化を進めるワイン用ヤマブドウの新品種「信大W―3」を栽培する市内の農家でつくる「やまぶどう生産者の会」は、ヤマブドウのワイン塩「山紫ソルト」を28日から試験販売する。ワインの色と香りを楽しむフレーバーソルトで、肉料理をはじめ、てんぷらやおにぎり、サラダなどさまざまな料理に合うという。試験販売の状況を見ながら来年度の本格販売を目指す。

 「信大W―3」は、遊休荒廃農地の有効活用や新たな特産品の開発を目指して信州大学農学部(南箕輪村)と市が連携して開発した。同市の気候に合い、健康に良いとされるポリフェノールを多く含むという。

 現在は11軒の農家が栽培。「山紫」のブランド名で2014年からワインを販売している。

 事務局の市農政課によると、山紫ソルトは中野市のアイシンフードで製造。海水から作る山形県産の焼き塩「酒田の塩」にワインを加えて煮込み、約1週間乾燥させた後、鉄板で焼いて仕上げる。製造過程でアルコール分はほとんど残らない。

 値段はいずれも税別で、70グラム入り小瓶1000円、30グラム入り大袋600円、3グラム入り小袋100円。高遠さくらホテルや伊那ワイン工房など市内4カ所で販売する。

 ヤマブドウの果汁入り飲料やジャムに続く山紫シリーズの新商品で、同課はヤマブドウのさらなる産地化につなげたい考えだ。

 28日には昨年収獲したヤマブドウで作ったワインの販売も開始する。720ミリリットル入りのフルボトル430本の限定出荷で、値段は1本2500円(税込み)。市内の酒店などで販売する。

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