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荘内日報社

森林保全活動で杉の苗木を植栽

 鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)の3年生たちが26日、学校新校舎建設の木材を切り出した学校創設者関連企業の所有する市内の森林で、杉苗の植栽活動に取り組み、森林の整備や保全活動への理解を深めた。

 2017年に完成した同校新校舎は、学校創設期に「50年後建て替える際、新校舎の木材に」と創設者・秋元正雄氏の意思で同市羽黒町川代地内に植樹された森林23㌶のうち、一部を使用して建設。

 創設者の思いや、木材生産の循環、森林の公益的機能に触れてもらおうと、やまがた緑環境税事業の助成を受けて同校では本年度から3カ年で森林保全活動に取り組む。

 この日は、3年生約270人が参加。県や出羽庄内森林組合が指導で協力。初めに同校で森林整備について学んだ後、バスに乗って伐根が並ぶ森林へ移動し、50㌢ほどの大きさの2年生の杉苗約600本を0・3㌶に植えていった。

新校舎の木材を切り出した森林で植栽作業に汗を流した

 普通科国際コースの渡部華鈴さん(18)は「木のぬくもりが感じられる自慢の校舎。完成した時は当時植栽した生徒が見学しに来たのを覚えている。今、植栽しながら将来の自分たちを重ねて想像している」と話した。

 この日植えた杉は5年後には2㍍ほどにまで成長する。木材として成長した暁には、校舎などの建材になるという。

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