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紀伊民報社

白良浜で救助訓練 海水浴シーズンを前に

溺れた人役をロープで救出する、白浜町消防本部の隊員(24日、白浜町の白良浜で)

 海水浴シーズンを前に和歌山県白浜町消防本部は24日、地元の白良浜海水浴場で、水難事故を想定した救助訓練をした。溺れている人を助けたり、潜水して海底を捜索したりして、連携を強めた。
 町消防本部の白浜、日置川、すさみの各消防署から計20人が参加した。
 訓練では、ロープとレスキューチューブと呼ばれる浮きを持った署員が、海で溺れている人の所まで泳いで救出。浜辺にいた別の署員がロープを引っ張り、陸まで引き上げた。10キロの重りを持って立ち泳ぎをしたり、着水すると浮輪になる浮環弾を救命索発射銃で飛ばしたりもした。
 また、家族連れで海水浴に来ていた男性2人が海で溺れて、うち1人の行方が分からなくなったと想定。通報を受けて駆け付けた潜水隊員らが、目撃者や関係者役から状況を聞き取り、海中を捜索。海に沈む人(人形)を捜し出して救出した。
 白浜消防署の濵田孝署長(56)は「水難事故が起こった際は各署が連携して救出に当たるため、定期的に合同で訓練を実施している。安心して海水浴を楽しんでもらえるよう、訓練を今後の活動に生かしたい」と話した。
 海水浴では、飲酒での遊泳を避けること、小さい子どもからは目を離さないことといった注意を呼び掛けている。
 町消防本部によると、2018年度に管内であった水難救助の出動件数は16件。中には、ボートが転覆したり、釣り中に海に落ちたりしたケースがあった。

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