市民が戦没者のみ霊悼む 恒久平和希求し、献花 全戦没者追悼式・平和祈念式

犠牲者を悼み、遺族へ思いを寄せ焼香する参列者=23日午後、八重守之塔
沖縄戦から74年目を迎えた「慰霊の日」の23日、八重山3市町で慰霊祭が行われ、戦争で犠牲となったみ霊を悼むとともに、不戦と恒久平和を誓った。石垣市は全戦没者追悼式・平和祈念式を八重守之塔で行い、参列した多くの市民が全戦没者を追悼した。中山義隆市長は「戦争は人類が最も忌むべきものであり二度と犯してはならない過ち。平和な世界が一日も早く達成されるよう誠心誠意努力していく」と平和宣言を行った。
式典では、遺族のほか各小中高校や団体の代表らが参列。献花台に花を手向けた。 「平和を考える作文」の中学校の部最優秀賞の辻野愛瑠さん(大浜中3年)と優秀賞の南慎之輔君(石垣第二3年)が作品を朗読。
辻野さんは祖父が小学1年生のとき体験した恐ろしい戦争体験を基にした手記を読み「本当の意味での『戦争と平和』が分かった気がした」とつづり、「今ある幸せな暮らしに感謝の気持ちを忘れず、世界中の人々が平和を願い続けられる世の中になってほしい」と締めくくった。
南君は曽祖母の言葉「戦やならんどぉ」を胸に「地球の中の一員として相手の話に耳を傾け理解して平和への道を未来へつなげていく」と力強く述べた。
式で県遺族連合会八重山支部の喜友名盛允支部長は、遺族の苦難の道のりに触れながら「親や祖父母が戦争を知る世代が減ってきている。戦争の教訓を風化させないためにも対策を急がなければならない」と訴えた。
式の冒頭、表千家不白流沖縄県支部八重山の会員が祭壇に御供茶を供え、いしがき少年少女合唱団が「月桃」と「ふるさと」の歌声をささげた。
黙とうの後、代表献花と一般参列者の焼香が行われ、非業の死を遂げたみ霊に哀悼の意を表するとともに遺族へ思いを寄せた。
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