神秘的 サンゴの産卵 沖永良部島 知名町の東さん撮影
知名町沖泊港の沖合で撮影されたサンゴの産卵=20日夜、知名町(東さん提供)
鹿児島県沖永良部島南部、知名町の沖泊港沖合で20日夜、同町のダイビングショップ経営、東進一郎さん(48)がサンゴの産卵を撮影した。
東さんによると、過去のデータや周辺の潮の巡りなどから産卵のタイミングを予測する。6月中旬以降は荒れた日が多く、20日は唯一、波が落ち着いて海に潜ることができ、運よくサンゴの産卵を確認した。
辺り一面に「バンドル」と呼ばれるピンク色のカプセルが無数に漂う神秘的な光景を目にした東さんは「1年のうちの限られたタイミングでしか見られないが、命のつながりや力強さに、何度見ても感動させられる」と話した。
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