スパイバー(鶴岡)とゴールドウイン 新たな構造タンパク質素材の糸使用Tシャツ 8月下旬に発売
鶴岡市のバイオベンチャーのスパイバー(関山和秀代表執行役)と、ゴールドウイン(東京、西田明男社長)は20日、新たな構造タンパク質素材の糸を使ったTシャツを、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」から8月下旬に発売すると発表した。スパイバーが開発した新素材による製品化は初めて。両者の共同開発で2015年に試作品を発表したアウトドアジャケット「ムーンパーカ」も今年11月に発売する。
クモ糸の強靭(きょうじん)さを模倣する技術から始まった研究開発は、さまざまな特性を持った構造タンパク質素材の開発と量産段階に進んできている。東京都内で記者会見した関山代表執行役は「タンパク質を使いこなすという目標のスタートラインに立つことができた。新しい素材に注目してほしい」と話した。
Tシャツは植物由来のコットンとスパイバーが微生物の発酵プロセスで生成した構造タンパク質を、地球上の生態系のバランスを参考にブレンドした素材を使用し、独自の加工を施している。共同開発では、地球規模の環境課題に挑むことをテーマに掲げており、石油由来でない点も強調。開発した構造タンパク質は約18%使用し、しっとりとした肌触りが特徴という。
価格は2万5000円(税別)。色は黒。250着限定で20日から予約を受け付け、抽選を経て東京のゴールドウインの店舗で販売する。

構造タンパク質素材の繊維を使ったTシャツの販売を発表した関山スパイバー代表執行役(左)と渡辺貴生ゴールドウイン副社長=東京都内
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