
本格的な夏に向け、豊橋市御園町の「パティスリー モリ」がオープン5周年の20日、「マジック・アイス」を新たに発売した。洋菓子では珍しい葛粉を使い、時間が経ってもポタポタと溶けないアイスで、森貴正オーナーパティシエ(34)は「時間と共にプルプルになっていくのが面白い。食感の変化も楽しんでほしい」と話している。 マジック・アイスは、冷えると固まる性質がある葛粉に牛乳や砂糖、生クリームを混ぜることで、アイスに近い滑らかな舌触りと、もっちりとした食感に仕上げた。時間が経過しても、溶けることなく形を維持するので、アイスが棒から外れにくく、幼い子どもも手や服を汚さずに食べられるという。 種類は、豊橋産イチゴをふんだんに使った練乳イチゴミルクをはじめ、最高峰のチョコレートと言われる「ヴァローナ」とラズベリームースのケーキを合わせたものや、フルーツがゴロゴロと入ったフルーツミックスなど5~6種類が店頭に並ぶ。 「なるべく国産にこだわり、体に優しい食材を使って上品さのあるアイスに仕上げた」と森さん。地元名産のエディブルフラワーを伝統の手筒花火に見立てた豊橋ならではのアイスも考案中だ。 8月末までの限定発売。1本460円(税込み)。営業時間は午前10時~午後8時で不定休。問い合せはパティスリー モリ(0532・75・7576)へ。
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