全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

青々とした「酒林」設置

新酒にふさわしい青々とした酒林が酒蔵の軒先につるされた

 新酒の出来上がりを知らせる青々とした「酒林」が1日、鶴岡市大山の酒蔵の軒先などにつるされた。同地区では「第23回大山新酒・酒蔵まつり」(10日)も控えており、左党たちの歓迎準備が着々と進む。

 酒林は、杉の葉を束ねて球状に仕上げたもので別名「杉玉」。この時期に造り酒屋などの軒先に設置。「今年も寒仕込みの搾りたてができた」と知らせるとともに、青々とした酒林は次第に枯れて茶色に変化し、新酒の熟成具合を物語る。

 4つの酒蔵がある同地区では、約20年前から地元有志が酒林製作委員会(小野寺光廣代表)を組織して酒林作りと設置に取り組む。今年は平均年齢73歳というメンバー5人が先月16日から作り始め、半月ほどかけて直径約1メートルから30センチまでの大小8個を製作した。

 1日は冬晴れの下で作業。メンバー5人が酒林を軽トラックに載せて、酒蔵などを回った。このうち同市大山三丁目の冨士酒造(加藤有慶社長)では、1年間軒先につるされ役目を終えた茶色い酒林の代わりに、青くみずみずしい約90キロという新品を設置し、剪定(せんてい)ばさみで最終仕上げ。作業を見守っていた加藤社長も「いい出来だ」と笑顔で見上げた。小野寺代表は「例年になくいい出来。作る人がベテランばかりだから」と笑っていた。

関連記事

長野日報社

「宝剣岳エール」仕込み 長野県駒ケ根市、宮田村産大麦のビール造り

 長野県駒ケ根市や宮田村、酒造会社などが連携して進める地元産大麦を原料にしたビール・ウイスキー造りプロジェクトの一環として、地ビール「宝剣岳Ale(エール)」の仕込み作業が30日、同村の南信州ビ...

コロナ禍からの回復を 市観光交流協会が総会

 一般社団法人石垣市観光交流協会(会長・中山義隆市長、301人)は30日夕、2023年度第60回通常総会を市内ホテルで開き、22年度事業と23年度事業計画の報告などを通してコロナ禍からの観光回復に決意を新たに...

北羽新報社

中国木材、来年稼働の能代工場製材棟を公開

 製材最大手「中国木材」(広島県呉市)は30日、能代工業団地(能代市扇田)で建設を進める能代工場の「製材棟」を市、市議会、マスコミに公開した。東日本の基幹工場と位置づける国内六つ目の国産材生産拠...

釧路新聞社

乗り合い交通、今秋試行 根室市が公共交通計画【根室】

 【根室】市は30日、持続可能な公共交通の在り方をまとめた「根室市地域公共交通計画」は公表した。同計画に即した鉄路とバスの施策はすでに展開中で、いずれも好調な利用状況にあるという。秋にはタクシー・...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク