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北羽新報社

長信田太鼓、迫力のばちさばき

メンバーのこん身の演奏が観衆を魅了した長信田太鼓のライブ(三種町山本ふるさと文化館で)

 三種町森岳の長信田の森心療クリニックに通う若者たちによる第7回長信田太鼓ライブは16日、山本ふるさと文化館で開かれ、メンバーらが稽古の成果を込めた迫力の演奏を繰り広げた。曲紹介では仲間と共にステージで演奏できる喜びや地域の人たちへの感謝などを語り、その成長した姿が満員の観衆の心を打った。

 平成21年の結成から10周年の節目のライブで、10~20代の若者と長信田太鼓代表で同クリニック臨床心理士の水野京子さんの計10人に加え、OBも出演した。
 「天鷲~正面から取り組まずば、得るものなし」と銘打ったライブは、これまでで最も難易度が高いという新曲「天鷲」で幕開け。時に雄たけびを上げながら鬼気迫る表情で太鼓を打ち鳴らし、観衆を一気に引き付けた。
 水野さんは「前が見えなくてやめてしまおうとも思った」とこの日のステージにたどり着くまでの労苦を語ったほか、メンバーが激しいパフォーマンスに息を切らしながら曲紹介を行い、「仲間を感じてみたかったから」「先輩のようになりたくて」などと長信田太鼓に加わった理由や周囲の人たちへの感謝を伝えた。
 6人のOBが私服のままばちを握り、ブランクを感じさせない熱演を披露する一幕もあった。今春、東京都内の洋菓子店に就職した宮崎柚希さん(18)は「後輩の演奏を見て、また仕事を頑張りたい」とステージで笑顔を見せた。
 2時間以上にわたり全8曲を演奏、アンコールにも応えて拍手喝采の中でライブは終了した。リーダーの佐々木琉海君(17)は「太鼓をやる前は、嫌なことがあればすぐに逃げ出してしまう自分がいた。演奏中は、お世話になった人たちのことを思いながら頑張ることができた。すがすがしい気持ちでいっぱい」と話し、応援に駆け付けた恩師らのねぎらいに涙を見せていた。

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