おびひろ氷まつり 響く歓声 緑ケ丘公園で開幕

初日から多くの子どもたちでにぎわう巨大滑り台
「第55回おびひろ氷まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)が2日午前、緑ケ丘公園で開幕した。昨年までの4会場を今回は同公園に集約。広い敷地を生かし、氷雪像の展示や体験型イベント、ステージショーなど多彩な催しをより充実させた。まつりは4日まで。
この日午前9時の帯広の気温は平年より3.6度低い氷点下13.2度。それでも会場には午前中から多くの家族連れなどが詰め掛け、歓声を響かせた。
陸上自衛隊第4普通科連隊による巨大滑り台(高さ7メートル、長さ27メートル)には、大勢の子どもが列をつくり、勢い良く滑り出すと笑顔が広がった。ひまわり幼稚園に通う女児(5)は「(今年で)3回目の滑り台。今日もとっても楽しかった」と満足そうに話していた。
会場には回転そりなどの体験コーナーや、飲食のアイスマルシェも登場し、幅広い年齢層が楽しめる。
期間中は3日連続で花火大会も行われる。3日午後6時からの「Fire & Ice Show Passion」(十勝毎日新聞社主催)では、今年初めての試みとして吹奏楽やライブの歌とのコラボレーションで花火を打ち上げる。
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