
白砂の上で熱戦を繰り広げる参加者(13日、白浜町の白良浜で)
和歌山県白浜町の白良浜で13日、フライングディスク(FD)競技の一種「ビーチアルティメット」の国際大会の試合が始まった。日本を含む10カ国・地域から計40チームが参加し、16日まで熱戦を繰り広げる。
大会は初開催の「アジア・オセアニア選手権」(世界FD連盟主催、紀伊民報など後援)。12日に白良浜で開会式があった。
男子、女子、男女混合の3部門があり、予選リーグと決勝トーナメントで優勝を争う。日本FD協会などによると、40チームのうち日本からの参加は16チーム。期間中は、海外からの約370人を含め約700人が白浜に滞在するという。
ニュージーランドのクラブチームの一員として参加している東京外国語大学4年の渡邊結子さん(23)は「白良浜に来るのは幼い時以来。こんなきれいなビーチがあるのかとびっくりした。チームとしては最後までポジティブに、個人としては5得点できるように頑張りたい」と話した。
この種目は5人制のチームスポーツ。ディスクを落とさずにつなぎ、コート脇にあるエンドゾーンに運べば得点となる。白良浜では70メートル×25メートルのコート7面を設けた。
日本FD協会の斉藤勇太専務理事(28)は「準備してきたことが形になり、多くの人が集まって熱気が生まれるのは素晴らしいこと。今大会だけで終わらず、何らかの大会を続けたい」と話した。
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