全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

全国の自治体連携「豊かな食の郷土づくり研究会」

 全国の自治体が連携して身近な地域資源の「食」や「食文化」を地域活性化に結び付けようという、「豊かな食の郷土づくり研究会」の設立に関する共同記者会見が11日、東京都内で開かれた。国内唯一のユネスコ食文化創造都市で、呼び掛け役となった鶴岡市の皆川治市長らが会見し、今年10月に同市で設立総会と加盟自治体による第1回食文化による郷土づくりカンファレンス(会議)を開催することを明らかにした。

 会見には、発起自治体となった全国6市のうち皆川市長、竹内千尋三重県志摩市長、森博幸鹿児島市長が出席。皆川市長が研究会設立の目的や経緯を説明し、「各地域のさまざまな取り組みに関する情報交換、意見交換を行い、先進事例、失敗事例も含めて共有し課題解決に向けた効果的な取り組みの研究を深め、食文化の向上と地域活性化につなげていきたい」と述べた。

 この日までに北海道から沖縄まで全国の65自治体が参加の意向を示しており、庄内地域からは三川、遊佐町も参加する。今後も幅広く自治体や団体などに参加を呼び掛け、国の関係省庁などにも協力を要請しているという。

 設立総会は10月18日(金)に鶴岡市内で行い、翌19日(土)にかけて第1回カンファレンスを開催する。研究会のカンファレンスと連携する「第2回和食文化学会・庄内研究大会」(10月20日)も同市で開催予定で、全国からの研究者と研究会メンバーとの交流も期待される。

 研究会では自治体の担当者らが全国の取り組み事例を学ぶ会議を各地で開催するほか、将来的には食や食文化の活用に関する国などへの政策提言、首長によるサミット開催、イベントや人材交流などでの連携事業にも取り組んでいく。

研究会設立の記者会見後、握手を交わす右から皆川鶴岡市長、竹内志摩市長、森鹿児島市長=東京都内

関連記事

荘内日報社

致道博物館企画展「庄内藩と飛島」 江戸時代の歴史に焦点当て紹介

 県内唯一の有人離島・飛島の江戸時代の歴史に焦点を当てた企画展「庄内藩と飛島」が、鶴岡市の致道博物館で開かれている。北前船の寄港地としての機能、島内で起きた境界争い、生活文化などを古文書や民俗資料...

初日から100人超行列 帯広・エスタ店開店 インデアン

 藤森商会(帯広市、藤森康容社長)が展開するカレーショップ「インデアン」エスタ帯広店が19日午前9時50分、JR帯広駅に隣接するエスタ帯広西館にオープンした。開店を待ち望んでいた多くの客でにぎ...

宇部日報社

地域新電力会社を来月設立 社名は「山口グリーンエネルギー」【山口】

 山口市は18日、準備を進めてきた地域新電力会社について共同出資する民間企業や団体と合弁契約書を締結した。合わせて社名を「山口グリーンエネルギー」とし、4月1日付で設立すると発表した。  ...

長野日報社

伝統的農法・馬耕の「ビンゴ」天へ旅立つ 長野県伊那市

馬を使って田畑を耕す昔ながらの「馬耕」に取り組む長野県伊那市高遠町の横山晴樹さん・紀子さんの愛馬「ビンゴ」が16日、息を引き取った。21歳だった。ビンゴが横山さん夫妻の下に来たのは10歳のとき...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク