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長野日報社

母校伊那北高へグランドピアノ寄贈 卒業生の内海さん

卒業生の内海のぞみさんが寄贈したグランドピアノを使って練習する伊那北高校合唱部

 伊那北高校(伊那市)を1987(昭和62)年度に卒業した内海のぞみさん=佐久市=が、同校同窓会を通じてグランドピアノ1台を母校に寄贈した。伊那市出身の内海さんは4人きょうだいで、全員が同校卒業生。音楽活動に役立ててほしいと贈った。同校は音楽室入り口の部屋に設置して合唱部のパート練習に使用。部員たちは内海さんに感謝し、「コンクールで好成績を収めたい」と毎日の練習に励んでいる。

 高校時代、のぞみさんと双子の妹、真理さんは吹奏楽部に所属。姉の素子さんは音楽部(当時)に所属して合唱に取り組んだ。

 贈ったのは、家族で大切に使ってきた79年製のヤマハグランドピアノ「C3B」。兄の謙さんを含め、現在は4人とも伊那市を離れて暮らしており、「古里、母校に役立つものを残したい」(のぞみさん)と、同窓会事務局へピアノの寄贈を申し出た。輸送の経費も負担した。

 同校合唱部は県内屈指の実力を持ち、昨年度はNHK学校音楽コンクール(Nコン)県大会に続き、県合唱コンクールでも金賞を獲得。中部大会に出場した。

 35人の部員を代表し、部長の成田悠眞さん(18)=3年=は「卒業してからも伊那北や合唱部のことを気に掛けていただき、本当にありがたいです」と感謝。7月21日のNコン県大会に向けて練習を重ねており、「このピアノで気持ちを新たに練習し、関東甲信越大会への切符をつかみたい」と意欲を見せている。

 のぞみさんは「このピアノできょうだい4人とも音楽が好きになった。合唱部のために役立てばうれしい。合唱をしていた姉も喜んでくれると思います」と話している。

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