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荘内日報社

「美しいやまがたの海」クリーンアップ運動 ごみの生態系への影響考える

 プラスチックなど海洋ごみが生態系に与える影響がクローズアップされる中、「美しいやまがたの海」クリーンアップ運動が6日、酒田市の宮海海水浴場を皮切りに始まり、西荒瀬小学校(久米井浩校長、児童116人)や宮海自治会(阿彦忍会長)の関係者らが海岸に落ちているごみを拾い集めた。

 海岸漂着ごみの削減に向け2008年7月、産学官民25団体で設立した「美しいやまがたの海」プラットフォーム(代表・小谷卓鶴岡高専名誉教授、事務局・県庄内総合支庁環境課)が毎年この時期、庄内各地の海岸で実施している。今年はこの日から来月15日まで酒田市、鶴岡市、遊佐町の計10カ所で各市町や自治会、NPO、企業関係者が参加して実施する。

 この日の宮海会場は、西荒瀬小の全児童や宮海自治会、市、酒田共同火力発電など周囲の企業関係者ら約200人が参加。日本財団の助成で「海と日本プロジェクトin山形実行委員会」(委員長・小谷名誉教授)が取り組む「海ごみゼロウィーク」とのタイアップ企画として、全員が美しい海を象徴する青いタオルを首に巻き、ごみを「可燃」「不燃」「ペットボトル」に分別して各袋の数を集計した。

 開会式では西荒瀬小の久米井校長が「プラスチックごみを海の生き物が食べ、それを食べた人間のうんちから出てくることもある」など課題を投げ掛けた。異学年のグループに分かれた子どもたちは、海岸に落ちているごみを一つ一つ丁寧に拾い集めた。

 2年生の氏川怜玖音君(8)は「海が汚れないようにという活動。自分はペットボトルを捨てたりしないし、これからも捨てない」と話した。

 「海ごみゼロウィーク」では先月26日から今月8日まで、宮海を含め庄内の5カ所で同様の活動を実施。

「美しいやまがたの海」クリーンアップ運動 ごみの生態系への影響考える

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