ときわ動物園で飼育員が4こま漫画の解説板
4こま漫画の解説板と飼育員の坂口さん(ときわ動物園で)
ときわ動物園で、飼育員が手作りした4こま漫画の解説板「ズーでもいい話」が、来園者の注目を集めている。山口宇部の自然ゾーン3カ所に設置して、飼育の豆知識を紹介。ゆるキャラ風の絵柄に「親しみやすい」「気持ちが和む」との声が聞かれる。 イラストが趣味という飼育員の坂口孝士さん(32)が3年前にタヌキとニホンザルの飼育場に掲げ、以来不定期で更新していた。新作を待ち望む〝読者〟の期待に応えようと、4月ごろに内容を変更。クロツラヘラサギとオシドリがいる飼育場にも新設した。 一押しはタヌキにまつわる二つの話。飼育員と動物のキャラを登場させ、ユーモアを交えながら飼育場前が「臭い」理由を説明している。このほか、けんかで傷を負ったタヌキを治療するために体毛の一部をそったが、病気ではないことを解説。「温かく見守って」と呼び掛けている。 坂口さんは「堅苦しさを無くして、楽しみながら学んでほしいという気持ちを込めた。多くの方に見ていただければ」と話した。
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