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全国植樹祭で天皇皇后両陛下お迎え

 「第70回全国植樹祭」が2日、即位後初の地方訪問となった天皇皇后両陛下をお迎えし、県森林公園で開かれた。約1万人が参加。  全国植樹祭は、戦後に荒廃した森林の再生を目的に1950年から開催。毎年春季に各都道府県で開かれ、県では79年の第30回同祭以来2回目となった。県内高校など38団体が参加し、東三河から県立三谷水産高校、県立新城高校の生徒らが大会宣言や苗木の贈呈を行った。  冒頭のプロローグアトラクション「あいち 木とものづくりヒストリー」は、ダンスと音楽で三河山間部から矢作川を下って木材を運ぶ様子を表現。当時、木を運ぶ際に歌われていた木遣り歌も披露された。  その後、出席者らが日の丸を振ってお迎えする中、天皇皇后両陛下がご到着。記念式典が行われ、冒頭、大会会長の大島理森衆議院議長は「この大会で国民の心が1つになり、ものづくり・木材利用がさらに広まることを期待します」とあいさつした。  大村秀章知事は「県では、からくり人形や山車づくりなど木を使った工芸が盛ん。出席者の皆さんが今座っているのは県産木材でできた椅子。木を肌で感じてほしい」とあいさつした。  また、同祭で11年ぶりとなった天皇陛下のお言葉では「森林は国民共通の財産。苗木を植えて健全な森林を次世代のためにつくっていくことは私たちに課せられた大切な使命。森林づくりの輪が愛知から全国そして未来に広がっていくことを願います」と述べられた。

皇后陛下が豊根村のハナノキお手播き

 この後、両陛下はスギなどの苗木をお手植え。さらに皇后陛下により豊根村の川宇連神社で採取されたハナノキの種子がお手播きされた。この種子は同村、新城市、設楽町、東栄町の公共施設へ記念樹として配布される。  「川宇連ハナノキ自生地」は国の天然記念物に指定されている県の木。豊根村の観光施設「グリーンステージ花の木」管理組合の青谷悦子組合員は「皇后陛下がお手播きされたことは、とても光栄なこと。大感激。ハナノキを全国の人に認知してもらい、紅色のきれいな花をぜひ見に来てほしい」と喜びを語った。  式典終了後は参加者らが大会テーマソング「と・も・に」を一体感あふれる手拍子と共に大合唱し、同祭を締めくくった。  来年は島根県で開催。

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