新米「ひとめぼれ」販売 JAゆらてぃく市場 限定、石垣と西表島産一期米
石垣島と西表島産の一期米「ひとめぼれ」の販売が5月31日、JAファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」(山根聡店長)で始まった。セレモニーでは「超早場米」の販売促進や消費拡大につなげていこうと、関係者が魅力を発信した。同市場では限定で6月2日まで「新米フェアー」を開催。初日は、超早場米で作ったおにぎりを来店者に振る舞いPRした。
ことしの一期米収穫予想量は昨年と同じ石垣700㌧、西表150㌧の合わせて850㌧。30日時点で、ライスセンターに搬入されたもみ約247㌧のうち、約52㌧の検査が終わり、全て1等米。JAの石垣信治営農振興センター長は「ことしは豊作。自信を持って提供する」と報告した。
セレモニーでJAおきなわ八重山地区水稲生産部会の黒島良雄部会長は「昨年より早い販売開始となった。消費者に喜んでもらえるよう適時収穫していきたい。多くの県民に八重山の米を食べてもらいたい」とあいさつした。
同八重山地区本部の山城隆則本部長は「県内のファーマーズでもひとめぼれは人気があり、超早場米は県民が待ち望んでいた米だ」と述べた。
フェア期間中は、開店から先着30人にお米ポイント3倍の特典や米の購入者に炊飯器や米が当たる抽選も実施する。 今後、市内のスーパーや米屋の店頭にも新米が並び、本島では6月22日からの販売開始が予定されている。
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