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管理棟とトラックゲート供用始まる 酒田港

供用が始まった酒田港国際ターミナルのトラックゲート(中央の青い屋根)と管理棟(その奥の棟)=写真提供・県港湾事務所

 酒田港の国際コンテナ貨物の取扱量が急増していることを受け、県が同港高砂埠頭(ふとう)国際ターミナルで建設を進めていた管理上屋(管理棟とトラックゲート)が完成し、供用が始まった。トラック車両の出入りが迅速になり、ヤード内でのコンテナの荷役作業の効率化が図られると期待されている。

 管理棟は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積240平方メートル。トラックゲートは鉄骨造り2階建て、3レーン(搬入用2レーン、搬出用1レーン)。県が2016、17年度の2カ年にわたり、計2億3150万円を掛けて整備した。

 併せて、管理棟を使ってコンテナ貨物を管理する酒田港国際ターミナル事業協同組合(理事長・平岡清康酒田海陸運送社長)が、新たなコンテナオペレーションシステムを導入。管理棟、トラックゲートとともに3月20日に運用を開始した。

 コンテナトラックの受け付けは従来、手書きの伝票をやりとりしていたが、新システムで情報化。ゲートに取り付けたカメラでコンテナ上部を含め損傷のチェックも容易になり、受け付けがスムーズに行えるようになった。また、ヤードにコンテナを置く位置もコンピューターで一元管理し、移動に使う車両「リーチスタッカー」に搭載したタブレット端末と連動させ、迅速な荷役作業が可能となった。

 酒田港では、花王酒田工場の紙おむつ輸出が好調なことを主な背景に、コンテナ取扱量が14年から17年まで4年連続で過去最高を更新するなど急増。県は国土交通省と連携し、コンテナ船が2隻同時に接岸できるようにするための岸壁の延伸、コンテナクレーンの更新、ヤードの拡張と舗装改良などターミナルの機能強化に取り組んでおり、今回の管理上屋整備もその一環。

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