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MOMO日本酒が燃料 大樹IST「4号機」

モモ4号機に燃料として注入される日本酒「紀土」とIST社員。今後、特製ラベルも店頭に並ぶ

 大樹町内の宇宙ベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)が開発している観測ロケット「MOMO(モモ)」4号機の打ち上げで、スポンサー企業の日本酒が燃料として使用されることになった。液体燃料のエタノールに混ぜる計画で、画期的な商業打ち上げとして話題を呼びそうだ。

 4日に最大高度113.4キロ(速報値)に到達したモモ3号機の打ち上げ実験では、スポンサーのGROSEBAL(相模原市)が販売する「とろけるハンバーグ」を搭載した。

 年内の打ち上げを目指しているモモ4号機では、新スポンサーの平和酒造(和歌山県海南市、山本典正社長)が製造販売する日本酒「紀土(きっど)」が燃料に加わる。ISTによると、紀土を蒸留したものをエタノールに混ぜる。

 平和酒造は1928年創業。紀土は「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(略称・IWC、ロンドン)の「SAKE部門」で金賞に輝くなど、人気銘柄として知られている。

 山本社長はIST創業者の堀江貴文氏と親交があり、3号機の打ち上げも現地で見学した。同社は「ISTや堀江氏の宇宙への情熱に共感した」と、スポンサー契約の締結を決めた。

 同社は27日から特製ラベル「紀土 純米大吟醸 宙(そら)へ!!」を出荷。7月末までの期間限定で販売し、費用を除いた利益のほぼ全てをISTに開発費用として提供する。

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