全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

高速道路「串本太地」を事業化

 国の2018年度予算が成立したことを受け、国土交通省は30日、予算配分を発表した。県関係のうち、東牟婁郡を通る「串本太地道路」(18・4キロ)の整備を新規事業とし、2億円を計上した。「すさみ串本道路」(19・2キロ)の整備事業には、17年度の当初予算と比べて2倍超の84億円を付けた。18年度から工事が始まるという。  串本太地道路は、和歌山県串本町と太地町に近い那智勝浦町八尺鏡野を結ぶ片側1車線。両端以外では古座川近くにインターチェンジ(IC)を設け、すでに開通している那智勝浦新宮道路と、すさみ串本道路につなげる。  予算計上に先立って16日に開かれた国交省の有識者会合では、災害への備えや医療機関へのアクセス、観光振興の点などから「事業化は妥当」と評価されていた。  新規事業化を受け、仁坂吉伸知事は「県域の紀伊半島一周高速道路の実現に向けた道筋がおおむね整うことになり、心から感謝している。すでに事業に着手している道路も含め、一日も早く完成していただけるよう国や関係機関に働き掛けていく」とのコメントを出した。  すさみ串本道路は、紀勢自動車道すさみ南ICと串本町を結ぶ片側1車線。区間の中央付近にICを設ける計画。整備に向けた事業は14年度に始まった。用地買収は県が国から受託していて、県によると順調に進んでいるという。4月15日には串本町で起工式が予定されている。  18年度予算ではこのほか、田辺西バイパスの整備に15億円、新宮市と三重県紀宝町を結ぶ新宮紀宝道路の事業には三重県分を合わせて25億8500万円を計上した。

関連記事

マチの魚屋ここに在り 過去10年で十勝管内2割減少…生き残りに懸命

 対面販売で魚の旬や産地、おいしい食べ方を消費者に伝えてきた鮮魚店。帯広の老舗鮮魚店「浜谷商店」が1月に閉店するなど、いわゆる「マチの魚屋さん」が十勝でも減っている。消費者の魚離れに加え、切り身や...

海外クルーズ船、3年ぶり寄港 奄美市 乗客650人、地元歓迎

 米国の船会社が所有する豪華客船「セブンシーズ・エクスプローラー」(5万5254トン)が23日、鹿児島県奄美市の名瀬港観光船バースに接岸した。新型コロナウイルスの影響で外国からの客船寄港の自粛が...

長野日報社

ネパール伝統成人式 日本生まれの3人、長野県駒ケ根市で

 ネパール式のヒンズー教による伝統的な成人式「バルタマン」が23日、長野県駒ケ根市北割一区のネパール料理店「ポカラダイニング」で開かれた。一人前の大人になるために行う通過儀礼で、同店を経営する...

北羽新報社

能代港・秋田港洋上風力発電所の完成祝い竣工式

 丸紅が主導する特別目的会社「秋田洋上風力発電」(秋田市、AOW)が建設した能代、秋田両港洋上風力発電所の竣工(しゅんこう)式が23日、能代市文化会館大ホールで行われた。施工業者ら約300人が参加し、工...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク