チャレンジデー、宇部市が勝利
市旗を掲揚する末次副市長(中央)と職員(30日午前8時半、市役所で)
自治体対抗形式で体を動かした住民の参加率を競うチャレンジデーが29日、全国の119市町村で行われた。5年連続5回目の参戦となった宇部市の参加率は過去最高の69・3%で、対戦した山形県米沢市の57・2%を12・1ポイント上回り、2年連続3回目の勝利を収めた。30日朝には末次宣正副市長が市役所玄関前に両市の市旗を掲揚し、互いの健闘をたたえた。 県内では宇部が唯一の参加。人口16万5425人(1月1日現在)に対して、昨年の9万1520人を超える11万4694人が体を動かし、目標の10万人超えも達成した。米沢市は8万927人(同)に対して4万6286人。 市では、チャレンジデーが市民に定着し、取り組みの輪が広がったことや、事前に336団体5万3704人から参加宣言があり、例年以上に機運が醸成されたことが勝因と分析。勝利と参加者への感謝とともに「関係機関と連携し、運動やスポーツの習慣化に取り組み、市民の健康意識を高め、元気な人づくり、健康長寿のまちづくりを進めたい」という久保田后子市長のコメントを発表した。 市旗の掲揚は6月5日まで。米沢市でも両市の市旗が掲げられている。来年度以降の参加については、関係者や市民の声を聞きながら検討していく。 チャレンジデーは、日常的なスポーツの習慣化や住民の健康増進、地域の活性化に向けたきっかけづくりを目的とした住民総参加型のイベント。毎年5月の最終水曜日に全国で行われる。今回の総参加者は306万5438人、平均参加率は58・9%。
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