日本一早い新米出荷始まる 初検査で全量1等認定 JA八重山地区ライスセンター
日本一早い新米出荷始まる 初検査で全量1等認定 JA八重山地区ライスセンター
収穫が始まっている日本一早い八重山産新米の出荷が27日、JA八重山地区ライスセンターで始まった。出荷前に行われた新米初検査では全量が1等と認定された。
検査では、出荷米から無作為にサンプルを抽出し、粒の大きさや形状、ハリ、病害虫の被害がないかなどを目視でくまなく確認。含まれる水分量が保管に適した15%以下であることを計器で測定し、健全な整粒(せいりゅう)が70%以上で1等と認定した。
JAによると、一期米の収穫は6月いっぱいまで続く。今期は石垣島で700㌧、西表島で150㌧、計850㌧の収穫を見込んでいる。例年6割は1等米だという。
この日は10㌧が出荷され、郡内の量販店などで販売を開始。31日からはJAファーマーズマーケットゆらてぃく市場で新米フェアが開かれる。本島向けの出荷は6月からを予定。
無事に新米の初出荷を迎え、JAおきなわ八重山地区営農指導員で、農産物審査員の大嵩丈夢さんは「粒の大きさにハリもあり、食べ応えがあると思う。農家がきちんと栽培管理をしている証し」と胸をなでおろした。
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