校庭裏の梅林で恒例の梅もぎ
実を収穫する子どもたち(27日午前10時、小野小で)
小野小(河口龍裕校長、24人)で27日、梅もぎがあった。総合学習で取り組む梅雨入り前の恒例行事。作業には絶好の曇り空の下、子どもたちは校庭裏の梅林を動き回り、丸々と太った実を収穫した。 大半の木は1968年度の卒業生が植え、2002年と09年にも追加で植樹した。中には7㍍を超える大木もある。急斜面に生い茂っていた雑草は、前日にPTAと地域住民が協力して刈り取った。 運営は5、6年生9人が担当。開始式では「先輩たちに感謝しながら、安全に気を付け、たくさん実を取りましょう」と呼び掛けた。 子どもたちは学年ごとに所定の場所に向かい「先生あったよ」「ここ、ここ」と、次々に実を発見。高い所はビニールシートを敷き、枝を揺すったり、棒でたたいたり、高枝切りばさみで落としたりして、拾い集めた。今年は実の大きさ、数とも例年並み。児童は袋がずっしりと重くなるたび、たらいや籠に移した。 収穫した梅はみんなで選別して袋に詰め、昼休みに5・6年生が小野ふれあいセンターで地域住民に販売。3・4年生は梅シロップを仕込み、夏休みのプールの授業や2学期の運動会練習時に、ジュースで味わう。
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