JA木野(清都善章組合長)の子会社が運営するスーパー「ハピオ」(音更町木野大通西7、石田晴久店長)が4月から販売している、チーズまんじゅう「ハピまんチーズ」の売れ行きが好調だ。これまでに2万個を販売し、空前のヒット商品となっている。
これまでに2万個を販売。売り上げ好調の「ハピまんチーズ」(ハピオ)
ハピまんチーズは、十勝産のモッツァレラチーズやオランダなどヨーロッパのゴーダチーズなどをブレンドしたチーズを、十勝産小麦の皮で包んだオリジナル商品。東洋食肉販売十勝事業部(帯広)と共同開発した。
同店のプライベートブランド(PB)「HAPIO FOODS(ハピオフーズ)」の第2弾として4月4日に販売を始めた。1個298円。初日から4日間で2000個を売り上げて好スタートを切り、その後も堅調な販売が続いている。1日で1000個以上を販売したこともあり、夕方に商品が底をつく日も。20~30個をまとめ買いする人もいた。
月別の売り上げは4月が8000個、5月が1万2000個(22日現在)。1日の製造個数が限られているため、現在は1人5個の限定販売となっている。
ほんのり甘い皮の味と、伸びてこくがあるチーズの食感と風味が特徴。冷凍で販売しており、電子レンジで温めて食べる手軽さも人気の要因になっている。
同店によると、卵や牛乳などの特売品を除くと、通常価格の単体商品で2万個規模を販売するのは過去に例がない。爆発的な売れ行きに、開発に当たった同店企画課の赤間宏課長は「予想以上の人気に驚いている。ハピまんチーズだけを求めて来店する買い物客もおり、ハピオのブランド化に貢献している。ありがたいこと」と手応えを話している。
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