春の叙勲 大浜さんに瑞宝双光章 石垣市登野城出身元内閣府事務官
瑞宝双光章を受章した大浜修二さん=23日午前、那覇市
【那覇】政府が21日付で発表した春の叙勲で、元内閣府事務官の大浜修二さん(70)=石垣市登野城出身、那覇市在住=が瑞宝双光章を受章した。県関係者は35人が選ばれた。 大浜さんは1972年に沖縄総合事務局八重山財務出張所に採用。86年に財務課総務係長、91年に管財第二課上席国有財産管理官、2001年に財務課長を歴任。03年退職までの31年間、西表砲台や旧白保飛行場などの国有地官民境界復元作業や、県内の国家公務員宿舎の設置計画、用地取得などに携わった。
特に宿舎の確保は印象深く「900戸を探さなければいけなかった。まさに争奪戦だった」と振り返る。
受章に「私だけでなく先輩や同僚、後輩の支えがあったからこそ。受章を汚さないように今後も頑張りたい」と決意し、「八重山の子どもたちには頑張れば何でもできる事を知ってほしい。また、公務員は八重山や沖縄のために選ばれているという思い、目線で仕事に励んでほしい」と後進に期待した。
古里を離れてもネットなどで八重山のニュースを探して思いを寄せる。趣味の読書やウオーキングで楽しい毎日を過ごしている。
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